HOME > RPAについて
「攻めのDX」とは、いわゆるDXの本命であり、顧客接点でビジネスモデルを抜本的に変革し、新しい商品・サービスを創出する事です。しかし、「攻めのDX」を行うには、追加のリソースや投資が必要になります。その費用を捻出するのが「守りのDX」です。「守りのDX」では、現在の業務を見直して業務の自動化、効率化を行い、既存の商品・サービスを強化します。ここで削減したコストを「攻めのDX」の投資に回します。
RPAとは、Robotic Process Automationの略です。一連の定型的な業務に対して、人間が行う動作と同じ動作をRPAで作成したソフトウェアロボットが行うものです。
業務の自動化と効率化を行うには、業務システムの導入、もしくは自社向けにシステムの開発を検討されていたのではないでしょうか。その場合、既存システムの導入であれば、自社の業務に対してかゆい所に手が出なかったり、専用のシステムを開発するとなると膨大なコストがかかったりします。コストを抑えて業務の効率化を行うには、RPAが最適です。
RPAは決まったルールの単純作業が得意です。「処理量が膨大」、「単純だけど面倒」、「抜けの無い正確な処理が必要」と言った業務を、人間に代わって実行できます。毎日決まった時間にWebページをサーチして情報を収集したり、メールで来た申込書を読み込んでWebシステムに転記するなどの定型の業務はRPAにまかせましょう。
RPAは、決まっている環境下で指示されている操作のみを愚直に実行することしかできません。ですので、RPAはAIのように自分で学習し考え、判断ができませんし、従来人の判断が必要な業務を行わせることもできません。
また、RPAはアプリケーション、WEBブラウザの外側から人が行っていることと、同じ操作を自動で行います。そのため、アプリケーションの仕様が変更されてボタンの位置、名前が変わったとか、WebアプリケーションのUIは一緒なのですが、内部のHTLMの記述が変更された場合など、急に動かなくなることがあります。
常に、動かなくなるリスクを持っているのがRPAです。リスク回避も重要ですが、問題が発生した時にいかに迅速に対応するかが大切です。基幹業務にRPAを組み込んでいた場合業務に支障をきたします。RPAを本格運用するには、組織ぐるみで、RPAを運用する運用センターのような組織を作っておくことが重要です。
これらの課題をデジタルワークフォースでは、RPA開発の実績十分な優秀なチームがサポートいたします。
Automation Anywhere社が提供するRPA製品Automation360はサーバ型のRPA製品です。高機能な上に、レコーディング機能やコマンド(アクション)をドラック&ドロップで開発できることで”導入容易性”にも優れた製品です。
ロボットの監視、管理、ワークフロージョブの管理、ユーザー管理・監査証跡など様々な機能を一元管理することができるサーバー型にも、個々のPCにインストールして開発、実行のみを行うクライアント型にも対応しています。
デスクトップ型RPA製品です。無償のヘルプデスクや操作勉強会が充実していて、導入から運用までをサポート。1か月単位で契約でき、特定の時期のみアプリケーションを利用したい企業にもおすすめです。